2015-04-23 第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
PAC2につきましては、我が国も装備をいたしておりますが、基本的に、防御をする、攻撃兵器ではなくて防御兵器として我が国としては運用しております。
PAC2につきましては、我が国も装備をいたしておりますが、基本的に、防御をする、攻撃兵器ではなくて防御兵器として我が国としては運用しております。
例えば、現在アメリカと共同開発中の弾道ミサイルSM3ブロック2Aは、純粋な防御兵器として、将来的には第三国への輸出も視野に検討されるべきものでありましょう。 武器輸出三原則の見直しは喫緊の問題であります。再度、武器輸出三原則の見直しに踏み込むお考えがあるのかどうか、総理の見解を伺います。 次に、自衛隊とともに、我が国安全保障のかなめであります日米同盟について伺います。
○政府参考人(大古和雄君) アメリカとしては、アメリカの本土のほかに同盟国なり友好国を守るような、いわゆる戦域弾道弾に対する防御兵器についても開発し、配備するという計画があるわけでございます。
大野長官は、大臣に就任されてから一度、予算委員会で自由民主党の委員の方の質問に答えられて、技術力の問題、コストの問題、防御兵器あるいは中古兵器の問題などの、問題あるという所在を指摘された上で、安保防衛懇談会による議論を、少なくとも対米についてはこの武器輸出三原則を緩和したらどうかとの議論が出てまいっております、こういうふうな表現でもって紹介をされて、さらに、関係各省で研究しておりますが、国際紛争は助長
したがいまして、研究の時点では、これは物になるのかならないのか、本当にこれが兵器として物になるかならないかといろいろなデータを積み重ねていくのが研究の段階であって、本当にその研究の成果が出て、これは物になる、非常に俗な言い方ですが、防御兵器として、かぎ括弧つきの兵器と申しますが、非常に役に立つということになって開発に移るわけですね。
それから、これは率直に申し上げまして、国内、つまり自衛隊の幹部の一部にも、日本のように海岸線の長い国においては防御兵器としての地雷についての評価をする向きもなしとはしないという意見があるようでありますが、そういった点については総理としてはどんな御感想をお持ちでしょうか。
○藤田(幸)委員 堂々めぐりになりますから、もう一度申し上げますが、地雷というのは、敵兵を殺すということよりも、むしろ敵の行動能力を削減をし、つまり、殺さずに生かして障害を与えて、そしてそれが軍全体の士気あるいは機能に障害を与えるといったようなことを目的とし、かつ、もともとは防御兵器でございますので、この文案からしますと、そういうこととちょっとその対象の内容がずれているのではないか。
私は先週、カナダにおける国際会議に出席しておりましたが、中国外務省の担当官が日本のTMD計画について、これはアジアにおける軍拡競争を再燃させ、そしてアメリカのシステムの中にTMDを組み入れ、防御兵器と言いながら攻撃兵器に使うこのようなプログラムはアジアを極めて不安定にするという、やや事実認識において誤りのある極めて強い批判を我が方にしてきたわけですが、このことは今に限ったことではなく、過去二年にわたって
誤解があればまた御訂正をいただいたらいいと思いますけれども、いわゆるそういう新たな攻撃手段に対抗するような防御兵器というものも必要である、こういうような趣旨で御答弁されたと解釈してよろしいのでしょうか。
私ども、防衛力のあり方の問題として、デタントが定着した国際情勢の中で、今日の防衛というものは非攻撃的な、防御的な性格を基本とすべきだ、こういう一つの考え方を持っているわけですが、この観点に立ったならば、兵器のあり方も攻撃兵器から防御兵器に全体を変えていく努力が必要なのではないかというふうに思うわけなのですが、防衛庁は、攻撃的兵器、防御的兵器、こういうふうに分けまして、現状の防衛庁の装備している兵器というものは
既に政府は、SDIが非核の防御兵器であり、究極的に核廃絶を目指すものであるとの判断から、我が国民間企業のSDI研究参加の道を開いています。しかし、この間の米国のSDI配備計画などから、SDIは米国の核戦力を防御する戦略核防衛戦力であって、米国の核戦争遂行の能力を飛躍的に高めるものであることが明らかになっている現在、政府は速やかにSDI研究参加の閣議決定を撤回すべきです。
ABM条約にも違反はしないとか、特に、核を廃絶するための非核の防御兵器である、これはレーザー光線だとか粒子ビームだとかいうものでやるのだということでありますが、そういうことを考えていきますと、これはもうとめどもなき国民に対する経済負担、国民の生活を必ず圧迫せざるを得ないような大変巨額な数字の試算をSDIではされているようであります。
そういう意味から、エイジス艦というようなものはまさにミサイルに対する防御兵器を積んだ艦である、護衛艦である、そういうものであって、そういう攻撃性というものはないわけです。自分及び自分の周囲を守るという意味においてエイジス艦というものは機能を果たしておるわけです。あるいはOTHレーダーにしても同じです。
このSDIの研究というものは、非核の防御兵器で核兵器を無力化することによって核兵器を廃絶する一つの研究である、こういう理解のもとに、同時に、これは次の世代への大きな技術発展の礎石を築くといったような意味合いもあるわけでございますが、そういったようなことで我々としてはこのSDI研究に理解を示し、参加するということを決定したわけでございます。
SDIの問題につきましては、前から申し上げましたように、レーガン大統領は非核の高度の防御システムによって長距離弾道弾を無力化して、究極的には核兵器のない世界をつくろう、非核の防御兵器体系に転換しようという画期的な発想を持ったわけでございます。我々は、これは我が国の平和憲法に背馳するものではないので、これを支持してきたものでございます。
SDIの問題については、SDI自体が非核防御兵器という新しい兵器体系にいって、核兵器を根絶しようという大きな理想のもとに行われているものであり、我が国としてこれに参加することは我が国の平和主義に違背するものではないのであります。
政府は、国会において相変わらず、非核の防御兵器であり、最終的に核廃絶を目指すものとの答弁を繰り返していますが、これは、核兵器を時代おくれのものにするというレーガン大統領の当初構想がだんだん遠くへかすみつつある現状を覆い隠すものであります。 現在まで多くの軍縮交渉が実らなかった最大の原因は、言うまでもなく米ソの根深い相互不信にあります。
そもそもSDI計画は、米国内においてさえ多数の科学者を中心に根強い反対意見があるにもかかわらず、非核で防御兵器であるとの米国の説明をうのみにしてSDIへの研究参加を決めたことは極めて重大であります。
○国務大臣(中曽根康弘君) ワインバーガーは、我が国に来たときもあるいは私が向こうで会ったときでも、やはりSDIというものは核兵器を廃絶するための道具であって、我々は核兵器廃絶を念願しておる、それを実際、現実的に実現させるためにこういう防御兵器で核兵器を途中で落としてしまう、無力にしてしまう、そういうものができること、核兵器というものはもうやめよう、意味がない、そういうことでアメリカもソ連も核兵器をやめる
レーガン大統領は、SDI計画を発表しました当初から、非核の防御兵器体制をもちまして核を究極的には廃絶していきたいということを言っておるわけでございまして、最近でもレイキャビクの首脳会談後に、SDIは非核の防御体系であるということを強調しております。したがいまして、全体といたしましてSDIが非核であるという、それを目指しているということは間違いないところでございます。
そういう新しい防御兵器をSDIと称して今一生懸命研究を始めよう、また研究にかかっている。ある程度の見通しはできてきておるんだろうと思います。
○中曽根内閣総理大臣 それはもう初めから非核防御兵器である、そしてICBMの効用をなくす兵器である、そういうことですから、そうでないものであったら、これは研究をやめるとか、そういう形にならざるを得ぬでしょうね。
それは先ほど申し述べましたように、レイキャビクから帰りまして全国民にテレビでレーガン大統領が演説をしましたときも、これが非核の防御兵器であるということを明確にしておきたいということを述べておるわけでございます。 したがいまして、それはこのSDIという構想の基本でございます。
ですから、このSDIの議論を進めていく上で、非核、防御兵器だという二大看板が、非核であるかないかと何回聞いてみても、今まで言っている核兵器の範疇に入るかどうかわからないと言っているだけで、入らないと言っているのですか、入ると言っているのですか。わからないままこれ以上議論を進めろというのですか。それが第一点。 それから、先ほどの宇宙の条約にしても、現実に存在し得るものですよ。
今の戦略理論においては、MADと言われる相互確証破壊、破壊という、そういうような関係の戦略体系から、そういう事態を起こさせない、防衛戦略体系によって核兵器を廃絶する、特に長距離弾道弾等の核兵器を廃絶する、そういう目的で、相互確証破壊という同時に死を意味するような、そういうような戦略理論、それによって恐怖の均衡が成立して戦争が起きないというような考え方から、そういうものを無用にしてしまう、そういう防御兵器
○藤井(宏)政府委員 レーガン大統領は、レイキャビクから帰ってまいりましての国民に対するテレビにおきましても、SDIは非核の防御兵器であるということを明確にしたいと述べております。 この防御兵器とは何かということについては、もちろんいろいろ定義その他がございまして一般論では申し上げにくいわけでございますけれども、SDIの特性から見まして大量破壊兵器でないことは明瞭でございます。
○斉藤(節)委員 ちょっと観点が変わりますけれども、アメリカは盛んにSDIというのは防御兵器だ、このように主張しておるわけですが、いわゆるSDIは攻撃兵器としても十分考えられるのじゃないかなと私は思うわけでございます。